2023年1月1日日曜日

謹賀新年 2023


新年明けましておめでとうございます。


新年なので所有する物ではありませんがちょっと珍しい逸品をご紹介することにします。


写真はフランスのアールヌーボー時代のガラス工芸藝術先駆者エミール・ガレ(Emille Gallé、1846-1904)の19世紀末頃のクープグラスです。


ガレの作品はカメオガラスの花瓶が本物と東欧での戦後の複製品と併せ多く出回っていて有名ですが、個人的にはこういうガレの繊細なエナメル絵付けのガラス器が大好きで憧れています。


この写真は2022年の初頭にフランスの何処か思い出せないオークションハウスでオークションにかけられていて、(本当は写真の無断使用はいけないのですがで元が思い出せず、許可を取ろうにも取れない状態)見惚れながらも私の扱えるような価格帯の品ではないので画像だけでもコレクションしておこうと、沢山撮ったスクショの一枚です。


オークションハウス説明によると「付け絵と同じエナメルでのガレのサインはないが、小さな紙のシールにガレのサインがある」とのことでした。


落札額は1客で1850ユーロ。仮にオークションハウスのマージンを30%として加算し、円に直すと1客35万円近くになってしまいます。


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実はこのシリーズの小さめグラスを6客入手の予定が立ち1月10日過ぎにリヨン郊外まで引き取りに行くことになっていて楽しみです。


サインのあるシールが残っていなくて売り手がエミール・ガレ作と知らなかったため破格で購入できました。。。。破格といっても決して決してお安くはありませんが。


ただ、とても値段はつけられないので、当分は私のコレクションになる予定です。

でも入手したらまたこのブログやインスタグラムで改めて紹介させていただきますね。


皆さま、今年もよろしくお願いします。