
今回入手した円錐型のデキャンタは1900-1920年ごろの製造と言われています。
円錐型のでキャン側同じサイズの似たものをサン・ルイも製造していましたが、こちらは正真正銘のバカラ のラニー になります。
グラスシリーズも出ていてそちらの製造は1993年まで続いていたと言いますが、入手したことはありません。
こちらはラニー のグラス。もちろんクリアー(透明)バージョンもあります。
名前の由来
フィランス北部にラニー(Lagny)という、人口500人程度の小さな村がありますが、特に歴史的なエピソードなどは見つからず、近くにあった小さなお城も解体されてしまっています。
なので、推測ですがパリ近くのラニー修道院かその町ラニー・スル・マル(Lagny sur Marne)のことをさしているのではないかと思います。
現在市庁舎として使われている、元ラニー修道院の建物はフランスの文化財に指定せれていますし、またこの町はフランスの国民的ヒロインであるジャンヌ・ダルクが1430年に3日前に死んだ子供を生き還らさせるという奇跡を行った場所としても知られていて、その軌跡を行ったためにジャンヌ・ダルクは死後聖人となります。そうカトリックで聖人になるためには何か軌跡を起こさなければいけないのです。
シャルル7世戴冠式でのジャンヌ・ダルク ドミニク・アングル画
枢機卿 に尋問を受けるジャンヌ・ダルク
一方、ラニー修道院は西暦644年建立の歴史のある修道院で下がフランス革命の際に革命軍に没収され国有化され、軍隊の病院などにも使用され後1842年より現在に至り視聴者として使用されています。1886年から部分的に1996年から全体がフランスの文化財に指定されている。