2015年5月23日土曜日

1930年代のフランス

イタリアに住んでいるので、フランスの現代史にはあまり詳しくありません。私の好きな1920-1960年のバカラは大半が1920-1930年代にデザインされたもの。その時代と言えば最初に頭に浮かぶのは1929年の世界大恐慌。社会的な背景は異なりますがイタリアはファシズムへドイツはナチズムへと傾倒していった時代です。

そんな時代にどうしてあんな優雅な贅沢ができたのだろう?とかねてから不思議だったので、ブログ開設にあたり調べてみました。世界大恐慌で最も打撃を受けたのはアメリカ、イギリス、ドイツだったそうで、フランスは政治の危機とかはあったものの脱農業期と重なり中小企業の発展があり比較的豊かで倒産等も西欧諸外国に比べて少なかったのだそうです。

実は音楽の分野でもこの頃のシャンソンは好きな曲が多いのでいくつかご紹介します。


リュシエンヌ・ボワイエ 「聞かせてよ愛の言葉を」

マレーネ・デートリリッヒ「愛が逝く時」
1931年代のマレーネ・デートリッヒのヒット曲。

ノエル・ノエル「家族のアルバム」

リュシエンヌ・ボワイエ(左)とマレーネ・デートリリッヒ(右)